8月誕生石「ペリドット」をご紹介！歴史や産地、価値の決まり方などペリドットの魅力をお伝えします

8月の誕生石ペリドットとは ?

写真：ペリドット K10リング ローズカット ~VALOA~

ペリドットの歴史

8月の誕生石ペリドットの意味や言い伝え

先ほども少しご説明しましたが、ペリドットには魔除けの意味が込められておりお守りとして渡されることもあります。
他にも石言葉として、「幸福」「和合」「希望」といった意味も併せ持っています。見た目からも連想できるように、とても温かであり寄り添ってくれるような宝石ですね！
そして、石言葉として最も浸透しているのが「夫婦の愛」です。
ペリドットの優しく柔らかい緑色が見る人たちの心を穏やかにしてくれます。身につける人の心を穏やかにさせ、夫婦円満に役立つとされているのです。

「太陽の石」と言われるほど力強い輝きであり、身につける人から災いを取り払ってくれるペリドット。
悩みやネガティブな気持ちをも取り除いてくれる、元気をもらえるような宝石ですね。

ペリドットの宝石学的特性

石言葉：「夫婦の愛、幸福、和合、希望」

写真：8月誕生石 一粒ペリドット(ペアシェイプ) K10フックピアス~ESPOIR~

和名は橄攬（カンラン）石、モース硬度6.5-7.0。
ペリドットの名前の由来は諸説ありますが、、アラビア語で「宝石」という意味「faridat」に由来する説が有力です。 ８月の誕生石であるペリドットは、「太陽の石」と呼ばれ、内なるネガティブな感情や悩みを吹き飛ばし明るくポジティブな気持ちにさせてくれると信じられてきました。
さらにペリドットはまるで太陽のように輝きが強い宝石であるため、身に着けている人の邪気を退けて災いを取り払ってくれると言われ、古代ヨーロッパでは兵士が敵から身を守るためにお守り代わりに身に着けていたそうです。 日本では結婚2周年の宝石とされ、記念日にペリドットのジュエリーを贈る方たちもいます。

ペリドットの価値の決まり方

ペリドットの産地でも少し触れましたが、ペリドットの価値は主に以下の２つで決まります。

・透明度があり緑色が濃いもの
・サイズが大きいもの

ペリドットは、より色が濃く純粋な緑色に近いほど希少価値があり高値で取引されます。
茶色や黄色が混じったような落ち着いた色も素敵ですが、市場では上記の条件が該当しているペリドットが高価となります。
また、宝石のサイズもペリドットの価値に影響されます。
ペリドットは火山活動により生成されるもで、地表に出てきた際にそのほとんどが傷ができ割れてしまうのです。
こういった理由から、傷が少なくかつサイズが大きいペリドットは非常に価値があり高値で取引されます。

どのペリドットも緑色が素敵なので、色味で好みが分かれるかと思いますが、一般的にペリドットの価値は上記の条件で決まります。
知れば知るほど、ペリドットは奥が深いですね。

ペリドットのお手入れ方法

最後にペリドットのお手入れ方法をご紹介します。
美しい緑色のペリドットの輝きを損なわないためにも、しっかりと日頃からお手入れしてあげましょう！

ペリドットは、比較的硬度が高い宝石であるので多少の衝撃には耐えれます。だからとって頑丈というわけではありません。当然、強い衝撃が加わると傷や欠けてしまう原因となりますので、日頃の扱いやお手入れの際には優しく接してください。
他にも宝石のクリーニングとして、超音波洗浄器やスチームクリーナーでの洗浄があるかと思いますがこちらの使用は避けましょう。

また、ペリドットは「酸」と「熱」に弱い宝石です。
洗浄する際は、中性洗剤でぬるま湯の中で洗浄してあげましょう。
ペリドットを身につけたまま、ドライヤーをかけるのも注意が必要です！その際はペリドットは外しておきましょう。