11月11日といえば、1が4つ並んで語呂が良い、何か縁起が良さそうという印象がありますね。
実は、この日は、ポッキー&プリッツの日、棒ラーメンの日、うまい棒の日、スティックパンの日、きりたんぽの日など、長細いものを連想させる日として制定されてるそうですよ。
そして、「ジュエリーデー」としても制定されているのをご存知でしたか?
しかし、長くて細いもの連想はジュエリーのイメージにはありません。どうしてでしょうか?
やはり、縁起が良いからジュエリーの日とされたのでしょうか?
その理由は、今から100年以上も前、1909年(明治42年)の11月11日に、日本に宝石の国際単位「カラット」が導入されました。これを記念して、一般社団法人・日本ジュエリー協会が1986年(昭和61年)に制定しました。
11月11日は日本にカラットの国際単位が採用された「記念日」ということですね。
ちなみに、カラットは宝石の「重さの単位」というのは皆さんご存知の方も多いと思いますが、実際1ctはどれくらいの重さなのでしょうか?そもそも何故、宝石はカラットで重さの表記するのでしょうか。
カラットは宝石の重さを表す単位で、その語源はイナゴ豆の一種であるカラブ豆です。カラブ豆は乾燥すると一粒が約0.2gとほぼ一定の重さになることから、大昔に宝石の重量を量る分銅として使用されていました。
ジュエリーは古代から人々に利用されてきました。
最も古いものは、貝殻や骨、石等の天然素材から作られていき、装身具としてだけでなく、お守り・魔除けといった身を守るためのアイテムとしても利用されていました。
芸術的な装飾品としても文化とともに発展していき、時代の流れの中でより身近なファッションの一部として、現在のジュエリーのように利用されるようになりました。
多くの女性を魅了し、時には富や権力の象徴として、また、大切な方への贈り物、または魔除けのお守りや願いを込め送るプレゼントとして、いつの時代も「特別なモノ」として私達の文化の歴史にともに歩んできたとも言えます。
ジュエリーは、ただモノとしての物質的な価値だけでなく、人々の「想い」や「願い」を紡ぐような付加価値を与えられ、古から、そして未来へ向けて、人生の大切なシーンで人々の想い出を作ってきたと言えますね!
少し長い歴史に思いを巡らせて見ましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
身につける人を輝かせ、ときめき、ワクワクを与えてくれる存在のジュエリー。
11月11日のジュエリーデーをきっかけに、多くの人がジュエリーに触れる機会が増えたら嬉しいなと思います。
大切な方への想い願いを繋いで「想い出をともに」作れるように。
すべての人が特別な「自分」という存在に気づき、
人生に彩りを与え、少しでも豊かな人生を歩でいけますように。
私たちRASPIAも少しでも皆様のお手伝いができたら嬉しいです。